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VE検査(嚥下内視鏡検査)とは・・・

 

嚥下(飲み込み)障害の検査です。鼻の穴からファイバースコープ(内視鏡)を挿入し、喉の中の飲み込む動作を直接映像で確認し、飲み込みの状態(咽頭残留や誤嚥がないか)を検査します。放射線などによる被ばくがなく、痛みもほとんど無い検査です。検査の結果から食形態や食事方法などの摂食指導を行います。

最近むせたり、のみこみに不安がある方は一度ご相談下さい。

 

近年、肺炎が死因の第3位となっています。この中でも60歳以上の高齢の方では誤嚥性肺炎(飲み込んだものが肺に入ってしまうこと)による死亡率が高くなっています。高齢になったり、また脳梗塞などの脳血管障害がある場合はのどの反射は鈍くなり(摂食・嚥下障害)、誤嚥しやすくなります。肺に入った細菌は、誤嚥性肺炎を発症させます。それらの細菌のほとんどは口腔内の細菌であるとされています。お口の中の細菌を減らすこと(口腔ケア)とともに、誤嚥しにくい食形態をVE検査で調べることで健康長寿の向上につながります。

 

 

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